糖尿病の治療は食事療法をしっかり行うことが前提

糖尿病食宅配女性

いわゆる糖尿病とは、インスリンという血糖値を下げる役割を担ったホルモンがうまく働かなくなり、血糖値が上昇したままの状態が続く病気です。

糖尿病の治療はまず食事療法をしっかり行うことが前提になります。食生活を改善 するためには食事制限を厳密に行わなければなりません。

そのため糖尿病の患者さんの食事を作るのはとても大変です。家族の負担 減らすためにも糖尿病食の宅配を利用するのがベストです。

糖尿病の治療には多くの時間が必要です

糖尿病の治療には多くの時間が必要ですが、その目的は血糖・体重・血圧・血清脂質の良好なコントロール状態を維持することで、糖尿病合併症(網膜症・腎症・神経障害)や動脈硬化症(心筋梗塞・脳梗塞・足壊疽)を予防し、自由にからだを動かし活発な日常生活はもちろんのこと、満たされた人生を送れるように努めることです。食事療法をはじめとした治療が適切に行われれば、糖尿病合併症や動脈硬化症の発症・進行を防ぐことが可能となります。2型糖尿病や肥満の原因のひとつとして体内時計の乱れがあります。毎日の睡眠や体温、また体内の血圧や糖代謝・脂質代謝など、それらの生理機能は日内リズムに伴って変化し、「体内時計」によって制御されています。日々の生活習慣は、「体内時計」に影響をもたらします。聞きなれない「時間栄養学」とは、「体内時計を考えた栄養学」を指します。「どの食品をどれくらいの量摂取するか」といったこれまでの栄養学に、「いつ食べるか」という体内時計の視点を加えて、食事のリズムと効果の関わりについて考える新しい研究分野です。さまざまな種類の栄養素を適切な量摂ることが、バランスのとれた糖尿病の方の食事です。それぞれにふさわしいエネルギー量を超えることなく、調和のとれた食事摂取において「糖尿病食事療法のための食品交換表」は、とても参考になります。普段私たちが食べている食品を食品交換表で照らし合わせてみると、多く含まれている栄養素によって、食品グループを6つ(また6つの表)に分割し調味料とは分けて、1単位80kcalに合わせた食品の重量が掲載してあります。そうした食品交換表を参考にすることで、献立づくりの悩み解消にもなります。日本人の5人に1人は罹ると言われている身近な病気『糖尿病』の予備軍について「自分には何の自覚症状もないから、好きなものを食べて、スポーツもなかなかできる時間がない」と思っている人も多いでしょう。自覚症状のない病気の場合は、意識して生活の改善を図ることはめずらしいことです。糖尿病予備軍から次第に境界型へと症状が移行すると、からだの中では、すでに変化が起き始めています。体内の重要なホルモンのうち、血糖値を下げるために欠かすことのできないインスリンの数値に変化が及ぶ状態は、自覚症状のない時から出てきます。一日3回の食事の量は、毎食ごとなるべく同じくらいがよいのですが、やはり夕食がどうしても多くなってしまいます。忙がしくて、食事には20分の余裕をもって食べることです。時間をかけることで、血糖値の上昇を防いだり、満腹中枢が刺激され食欲が満たされるからです。忙しいとき、仕事の合間に食事を5分ほどですませるのは避けましょう。血糖値を下げるには食物繊維が望ましいので、より多くの海藻類・きのこ類を食べるようにしてください。ポテトやコーンは糖質が多いので要注意です。一般的に、糖尿病にはつらい食事制限が付きものと大抵の患者さんは捉えます。ところが、糖尿病になったからといって、食べられる食品はたくさんあります。「食事療法」には、これといった限定されたメニューがあるわけではなく、個人に必要な総摂取エネルギーの範囲内で食べ物の栄養バランスを考えながら実践することが目的になります。食事療法のそもそもの目的は、糖尿病の患者さんへ向けた絶対条件というものではなく、健康なひとも含めみんなが考えないといけないことなのです。人は加齢とともにインスリンの働きが低下するため筋肉への糖の吸収が減っていきます。血糖値の上昇につながる原因の一つです。とりわけ食事の後は、ブドウ糖が一気に体内に吸収されるため血糖値が上昇します。血糖値が上昇するのを防ぐ方法として「ベジタブルファースト」があります。食事の際、野菜から先に食べる食事法です。ゴボウやキャベツなどの食物繊維を豊富に含む野菜は、作用として他の食品の消化吸収を緩やかにします。また、ご飯や麺類といった炭水化物に含まれる糖質の吸収も緩やかにするので、ブドウ糖が体内に吸収されるのを緩和します。「緩やかな糖質制限食」は、1食につき摂取する糖質が40gまでとされています。一日3食のバランスを考えながら、ご飯は少なめにすることが重要です。最も良くないのは若年層にありがちな「ラーメン・ライス」や「チャーハン・ラーメン」です。同じように「カツ丼とざるそばセット」なども避けた方がよいでしょう。要するに、糖質過多の食習慣はよくないということです。糖質制限の観点からも「幕の内弁当にしましょう。そしてご飯は半分残しましょう」と、提案しています。「緩やかな糖質制限食」では、カロリーはあまり気にせず、野菜のほか、お魚・お肉もいっぱい食べましょう。1日の総摂取エネルギーが1600kcalと指示されているひとについては、食品との置き換えの目安が1日20単位になりますが、バランスのよい栄養素を摂取することが大事になってきます。「食品交換表」には、食品だけでなく主な外食メニューも載っています。日常的に、カロリーや栄養素を把握しておくと便利です。薬物療法を行っている場合、食べるタイミングを間違えると条件次第では低血糖を誘発するおそれがあるので留意してください。日々の献立作りに変化を取り入れたり、上手に外食の仕方を工夫して、満足のいく食事療法を実践してください。1型糖尿病・2型糖尿病・その他の糖尿病が、主な糖尿病の種類です。なかでも、毎日の食事や生活スタイルが深く関わり患者数の最も多いのが、「2型糖尿病」です。自覚症状が出ないため血糖値の高さにも気づかないことが多いですが、何かと病状悪化の原因となり多くの合併症を引き寄せてしまいます。間違った食習慣は2型糖尿病を引き起こす大きな原因になるので、食生活の改善なくして治療は行えません。体重や血糖をコントロールし糖尿病性の合併症を予防、併せて悪化へ導かないことも食事療法の目的です。